全国の警察が2014年上半期(1~6月)に、
児童虐待を受けているとして児童相談所に通告した
18歳未満の人数が13,037人に上り、
過去最多だったことが9月25日、
警察庁のまとめで分かったという
2013年同期比からは29・6%増えており、
通告された子どもの数は統計を取り始めた
2004年から増加傾向にある
児童虐待の統計は下記のようになっている
「身体的虐待」・・・3,471人
(2013年同期比20・1%増)
「育児放棄(ネグレクト)」・・・1,715人
(2013年同期比18・8%増)
「性的虐待」・・・83人
(2013年同期比48・2%増)
また、「心理的虐待」の増加数は多く、
2013年同期より2,098人(2013年同期比37%増)増え、
7,768人に上っている
この「心理的虐待」中でも総数を押し上げた要因として
近年特に増えているのが、
子どもの前で親が配偶者に暴力を振るう「面前DV」で、
5,116人(2013年同期比48・2%増)にも
上っているというのだ
「面前DV」は、2013年同期より1,312人増えており、
人数を集計し始めた2012年以降、
統計を取るごとに増えてきているため、
深刻な問題になっている
虐待の無い世の中を切に願います