逗子ストーカー事件で調査会社の男に懲役3年
逗子ストーカー事件で住所聞き出した調査会社の男の論告求刑公判が17日、名古屋地裁(入江猛裁判長)であり、検察側は懲役3年を求刑した。
2014年10月17日 産経ニュースより引用
逗子ストーカー事件で住所聞き出した調査会社の男に懲役3年求刑「ストーカーの依頼とは知らなかった」と弁護側
神奈川県逗子市で平成24年、Mさん(当時33)がストーカー行為をしていた元交際相手に刺殺された事件で、市からMさんの住所を電話で聞き出したなどとして、偽計業務妨害罪などに問われた調査会社経営、K被告(60)の論告求刑公判が17日、名古屋地裁(入江猛裁判長)であり、検察側は懲役3年を求刑した。
検察側は論告で、市の情報が悪用され、事件につながったとして「社会に与えた影響は軽視できない」と強調弁護側は「ストーカーの依頼とは知らなかった。
廃業して社会貢献する」として執行猶予付きの判決を求めた。
K被告は最終意見陳述で「依頼者に住所を伝えたが、市から情報は得ていない」と改めて起訴内容を否認。
千葉県のガス会社から別の契約者の個人情報を入手したとされる不正競争防止法違反罪などは認めた。