ハンガリーテレビ局の女性カメラマンが難民に蹴り
ハンガリーとセルビアとの国境を超えて押し寄せた難民を、何度も蹴りつけたネットテレビ局の女性カメラマンの動画がインターネット上で拡散している。
同女性カメラマンが、難民の子供を蹴るなどした決定的な場面が撮影されているため、同テレビ局は現地時間8日付でこのカメラマンの解雇を発表したという。
場所は、ハンガリー南部の国境付近の村「ロスケ」。
押し寄せた難民たちが警官隊と揉み合いになっている場面を取材中の出来事だ。
待ちかまえていた警官隊から逃れようと、必死に子供を抱えて走っている男性に足をかけて転ばせた。
そして、2人の子供に1回づつ蹴りを入れている。
カメラを回していたこの女性カメラマンは暴力行為を行ったのだ。
この画像からも、現場で取材していた同業者がツイッターなどへ告発したものであることは確かなのだが、拡散しなければ事実は闇の中だったかもしれない。
この女性カメラマンが犯した行為は、真実を報道しなければならないメディアが行う行動ではない。
世界中から、多くの批判が集まっているのは確かだろう。