探偵調査員の人数の違いを教えます
探偵調査員が浮気調査・不倫調査・素行調査などの行動追跡系調査を行う時、調査対象者の警戒度、調査員の人数、ロケーションなどによって尾行・追跡する際のフォーメーションが異なってきます。
では、探偵事務所や興信所の調査員達が、日々の様々な調査の中で調査対象者を見失わず、しっかりと尾行・追跡し、決定的な証拠を収集するまでの過程でどのような動きをしているのでしょうか。
今回は、探偵調査員の尾行・追跡方法をクローズアップして「探偵調査員の人数と尾行方法」についてお伝えしていきたいと思います。
尾行・追跡と探偵調査員の人数
単純に尾行・追跡と言っても、毎回同じ調査対象者を追っていくわけではないので、その場面で臨機応変に対応しなければなりません。
しっかりとした尾行・追跡を行うには、下記の項目を考慮した手法を用いて調査を遂行する必要があります。
1.調査案件の目的
ご依頼者様がどのような目的で調査を依頼しているのか。
そして、最終的にどのような結果を望んでいるのかを考えなければならない。
2.探偵調査員の人数
調査員の人数によって、尾行・追跡の手法は異なってきます。
また、場面にもよりますが、各探偵調査員の役割分担なども事前に決定しておくことが望ましいです。
3.調査対象者の移動手段・行動
調査対象者の移動手段・行動によって臨機応変に対応しなければなりません。
また、移動手段・行動にあった尾行・追跡を行わなければ、調査対象者に警戒されてしまう可能性もあるんです。
4.ロケーション
調査対象者の移動経路・立ち寄り先などによって、随時、尾行・追跡の方法を変更しながら臨機応変に対応しなければなりません。
また、その場所や風景にあった尾行・追跡・張り込みを行わなければ、調査対象者に警戒されてしまう可能性もあるんです。
探偵調査員の人数による尾行・追跡
調査対象者の移動手段や行動によって尾行・追跡方法は異なります。
ここからは、調査対象者の行動が「徒歩」と「車両・バイク」の場合に分けて解説していきます。
調査対象者の行動が徒歩の場合
通常は、上の図のように探偵調査員1名で調査対象者1名を尾行・追跡することはほとんどありませんが、一例として解説します。
この場合、調査が発覚しないことを考慮し、調査対象者とはかなりの距離を空けて尾行・追跡しなければなりません。
また、短時間であれば可能でしょうが、長時間の尾行・追跡であると、全く警戒心の無い調査対象者でも「またあの人がいる??」など、いつかは疑念を抱かせてしまう可能性が非常に高いです。
結論からすると、探偵調査員の徒歩での尾行・追跡手法としてはほとんど採用されることは無いでしょう。
上の図は探偵調査員2名で調査対象者1名を尾行・追跡する一例です。
この場合、調査対象者の反対車線を探偵調査員A、後方を探偵調査員Bが尾行・追跡しています。
探偵調査員Bは調査対象者との距離を空けていますが、反対車線の探偵調査員Aがしっかりと尾行・追跡しているので、いざという時に備えている状態です。
また、長時間の尾行・追跡であっても、探偵調査員Aと探偵調査員Bが臨機応変に入れ替わったり、位置を変えたりするので、調査対象者に「またあの人がいる??」などの疑念を抱かせてしまう可能性は低くなります。
しかし、警戒心の高い調査対象者の場合は探偵調査員2名の尾行・追跡では万全とは言えませんので、探偵調査員の増員を検討した方が良いでしょう。
結論からすると、探偵調査員の徒歩での尾行・追跡手法としては最低限の機能を兼ね備えた編成と言えるでしょう。
上の図は探偵調査員3名で調査対象者1名を尾行・追跡する一例です。
この場合、調査対象者の後方を探偵調査員A、反対車線を探偵調査員B、探偵調査員Aの後方を探偵調査員Cが尾行・追跡しています。
探偵調査員Cは調査対象者との距離を空けていますが、後方の探偵調査員Aと反対車線の探偵調査員Bがしっかりと尾行・追跡しているので、いざという時に備えている状態です。
また、長時間の尾行・追跡であっても、探偵調査員A~Cの3名が臨機応変に入れ替わったり、位置を変えたりするので、調査対象者に「またあの人がいる??」などの疑念を抱かせてしまうことはほとんどありません。
しかし、警戒心の高い調査対象者の場合は探偵調査員2名の尾行・追跡では万全とは言えませんので、探偵調査員の増員を検討した方が良いでしょう。
結論からすると、探偵調査員の徒歩での尾行・追跡手法としてはスタンダードな機能を兼ね備えた編成と言えるでしょう。
調査対象者の行動が車両・バイクの場合
通常は、上の図のように探偵調査員が車両1台で調査対象者の車両1台(以下、対象車両)を尾行・追跡することはほとんどありませんが、一例として解説します。
徒歩の場合と同様なのですが、調査が発覚しないことを考慮し、対象車両とはかなりの距離を空けて尾行・追跡しなければなりません。
また、短距離であれば尾行・追跡は可能かもしれませんが、夜間や交通量の少ない道路などの長時間の尾行・追跡であると、全く警戒心の無い調査対象者でも「またあの車がいる??」など、いつかは疑念を抱かせてしまう可能性が非常に高いです。
結論からすると、探偵調査員の車両での尾行・追跡手法としてはほとんど採用されることは無いでしょう。
上の図は探偵調査員が車両1台・バイク1台で対象車両1台を尾行・追跡する一例です。
この場合、対象車両の後方を探偵車両A、その後方に隠れるような形で探偵バイクBが尾行・追跡しています。
探偵バイクBは対象車両との距離を空けていますが、尾行・追跡していく中で探偵車両Aと対象車両の間に数台の一般車両が入ってしまった時、交通量が少ない道路、夜間などは、探偵車両Aを追い越して対象車両の尾行・追跡をします。
また、長時間の尾行・追跡であっても、探偵車両Aと探偵バイクBが臨機応変に入れ替わったりするので、調査対象者に「またあの車がいる??」などの疑念を抱かせてしまう可能性は低くなります。
しかし、警戒心の高い調査対象者の場合は探偵車両1台・探偵バイク1台の尾行・追跡では万全とは言えませんので、探偵調査員の増員や、探偵車両・探偵バイクの増台を検討した方が良いでしょう。
結論からすると、探偵調査員の車両での尾行・追跡手法としては最低限の機能を兼ね備えた編成と言えるでしょう。
上の図は探偵調査員が車両2台・バイク1台で対象車両1台を尾行・追跡する一例です。
この場合、対象車両の後方を探偵車両A、その後方を探偵バイクB、その後方を探偵車両Cが尾行・追跡しています。
探偵車両Cは対象車両との距離を空けていますが、交通量の少ない道路、夜間などは交差点で探偵車両Aが右左折などをして、探偵バイクBが先頭になります。
そして、探偵車両Aは方向転換をした後、探偵車両Cの後方を走行します。
これを繰り返していくことで、探偵車両A・探偵バイクB・探偵車両Cの3台でしっかりとした尾行・追跡が可能となります。
また、尾行・追跡していく中で探偵車両Aまたは探偵車両Cと、対象車両の間に数台の一般車両が入ってしまった時、交通量が少ない道路、夜間などは、探偵バイクBは探偵車両Aや探偵車両Cを追い越して対象車両の尾行・追跡を行います。
このように、長時間の尾行・追跡であっても、探偵車両A・探偵バイクB・探偵車両Cの3台が臨機応変に入れ替わるので、調査対象者に「またあの車がいる??」などの疑念を抱かせてしまうことはほとんどありません。
しかし、警戒心の高い調査対象者の場合は探偵車両2台・探偵バイク1台の尾行・追跡では万全とは言えませんので、探偵調査員の増員や、探偵車両・探偵バイクの増台を検討した方が良いでしょう。
結論からすると、探偵調査員の車両での尾行・追跡手法としてはスタンダードな機能を兼ね備えた編成と言えるでしょう。
探偵調査員の人数と尾行方法のまとめ
ここまで読んでもらえると、探偵調査員の人数や、探偵車両・探偵バイクの台数によって尾行・追跡の手法が異なるという意味が解ってもらえたのではないでしょうか。
探偵調査員の増員や、探偵車両・探偵バイクを増台すればするほど下記のようなメリットがあります。
撮影できる証拠映像が増える
長時間の尾行・追跡にも臨機応変に対応できる
尾行・追跡で調査対象者に警戒されなくなる
探偵調査員の人数や、探偵車両・探偵バイクの台数は尾行・追跡を左右すると言っても過言ではありません。
適正な調査体系でクオリティーの高い浮気調査・不倫調査・素行調査などの行動追跡系調査を遂行できるようにするためにも、この「探偵調査員の人数と尾行方法」を覚えておいていただけると幸いです。
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