平成の歌姫「安室奈美恵」が引退
『最後も笑顔で終わりたい』
以前からこう言って今日9月16日で引退する平成の歌姫がいる。
そう日本国民なら誰もが知っているというほど知名度の高い人気歌手「安室奈美恵さん」だ。
ちょうど1年前になる2017年9月16日にデビュー25周年を迎え、直後の9月20日に「ファンの皆様へ」というタイトルで2018年9月16日をもって引退することを所属事務所のオフィシャルサイトで発表した。
14歳で華々しくデビュー・・・
その後、女性歌手の頂点に上りつめる・・・
そして40歳でまさかの引退・・・
今日はこの早過ぎる引退を日本のみならず世界中のファンが悲しんでいることだろう。
平成最後の秋に偉大な歌姫が引退
昭和という年号の時にも、「美空ひばりさん」「山口百恵さん」など惜しまれながら引退、現在も語り継がれる伝説の歌姫である。
そして「安室奈美恵さん」は平成という年号が終わる前の最後の秋・・・世界中のファンに惜しまれての引退する。
きっと語り継がれる伝説の歌姫になることだろう。
「安室奈美恵さん」は1年前となる2018年9月に引退を発表した理由をこう伝えている。
『もしも自分がファンだったとしたら前もって知りたいと思うから・・・』
最後のステージを故郷の沖縄で終える意味についてもこう語った。
『歌で、笑顔で終わりたいなという場所が沖縄だったのかな。笑顔で始まった場所でもある。デビューの時、14歳の女の子たちが笑顔で東京に出てきた場所だった。最後もそういう笑顔で終わりたいなと思います。』
5月に沖縄県民栄誉賞を受賞したときに流した涙について聞かれ、こう語っている。
「いままで悩みとかも人に相談したりしてこなかったので、強い気持ちで、『いざ東京に』っていう感情が強くて、ソロになってそれがさらに強くなったんです。なので、すごくうれしかったのかな。デビューできたことも奇跡だったので、沖縄に帰ると同じ感情が出てしまう。なので、なるべく(沖縄に)帰らずに気を張っていたので、あのときは泣いてしまった。初めてほめられた気がしました」
「安室奈美恵さん」は永遠の歌姫
1996年 ~ 1997年、「安室奈美恵さん」の茶髪ロングヘアー・ミニスカート・細眉・厚底ブーツなどといったファッションスタイル・髪型・メイクなどがに憧れる女性たちが急増。
街中にいわゆる”アムラー”が社会現象となり、「アムラー・ブーム」を巻き起こした。
1997年、10代シンガーとして日本の音楽史上初となるシングル・アルバム総売上げ2,000万枚を突破。
2008年7月ベストアルバム「BEST FICTION」をリリースし、史上初となる10代・20代・30代という3つの世代でのミリオンを達成。
2017年11月ベストアルバム「Finally」をリリースし、史上初となる10代・20代・30代・40代という4つの世代でのミリオンを達成。
現在では老若男女問わず幅広い世代からの支持を獲得している。
邦楽女性ソロアーティストのトータルセールスとしては唯一の年間TOP10入りを果たす。
近年のライブチケットは即売され、非常に入手困難なプラチナチケットとなっている。
9月16日1回だけ放送されるCM
2018年9月16日の1回限り、「安室奈美恵さん」のCMが放送されるという。
このCMは動画配信サービスのHuluが配信してきたドキュメンタリー「Documentary of Namie Amuro“Finally”」から、「安室奈美恵さん」の笑顔を集めた60秒のロング作品。
関東・関西・名古屋・北部九州・札幌の日本テレビ系と沖縄の琉球放送で、20時台に1回限りオンエアされる。
「安室奈美恵さん」のファンのみならず、必見のCMとなることだろう。
Namie Amuro プロフィール
氏名
安室 奈美恵 (Namie Amuro)
誕生日
1977年9月20日
出身
沖縄県那覇市
活動期間
1992年-2018年
オフィシャルサイト
楽曲というのは、数年経った後に聞くことでその頃の想い出や感情なんかが蘇ってくるものです。
「安室奈美恵さん」の残した数々の楽曲も、今まで以上に貴重な付加価値が付き、今後も語り継がれていくでしょうね。
25年もの長い時間、第一線でのご大活躍、本当にお疲れ様でした。
そして、いつまでも色褪せないキラキラとした感動をありがとうございました。