頭を使うと甘味が欲しくなる探偵Mです。
この記事「現役探偵が経験した秋の出来事」を読んでふと思ったんです。
スイーツには「パフェ」「パルフェ」「サンデー」といった名称の違うものがありますよね。
皆さんは、この呼び名の違いってご存知でしょうか??
探偵なのにお恥ずかしながら、探偵Mは「パフェ」「パルフェ」「サンデー」の違いをまったく存じておりませんでした(笑)
そこで、簡単ですが「パフェ」「パルフェ」「サンデー」の違いをまとめてみましたので、お時間があったら是非読んでみてください。
パフェ・パルフェ・サンデーの違い
ここからは「パフェ」という語源の由来と「パフェ」「パルフェ」「サンデー」について解説していきたいと思います。
パフェの語源
こちらは王道ですが、「ストロベリーパフェ」「ストロベリーパルフェ」どっちなんでしょう。
どっちの名称でも、なんとなく納得しちゃいますよね。
それもそのはず、元々「パルフェ」という語源はフランス語の「parfait(パルフェ)」。
そしてこの「parfait(パルフェ)」は、フランス語で「完全なデザート」という意味があるんです。
また「パルフェ」の歴史は非常に浅く、初めて作られたのは20世紀。
その後、「パルフェ」はフランスから英語圏に伝わり、「パフェ(パーフェイ)」へ変化した様です。
もうすでに「ストロベリーパフェ」でも「ストロベリーパルフェ」でもOKという早々のオチになりそうですが、最後までお付き合いください。
パルフェ
「パフェ」の原型となった「パルフェ」
「パルフェ」とは元々、フランス人シェフが考案したデザートらしく、「完璧なコーヒー」という意味をもつ「Parfait au café(パルフェ・オ・カフェ)」
この様に原型となったフランスの「パルフェ」はコーヒーでしたが、長い月日が流れる事でフランスで独自に進化し、卵黄に砂糖やホイップクリームを混ぜ、型につめて凍らせたアイスクリーム状の冷菓にソースや冷やした果物を添えるスイーツへと変化していきました。
日本では、一般的に「パルフェ」とはアイスクリ-ムの一種であり、卵黄・砂糖・牛乳で液を作り、泡立てた生クリ-ムと合わせたものであるため、原型の「パルフェ」とは異なっている事が解ります。
パフェ
「パルフェ」に似ている「パフェ」
この「パフェ」は、フランス語の「parfait(パルフェ)」という語源を英語読みしたものが由来です。
フランスから英語圏へ伝わった「parfait(パルフェ)」は、「パフェ(パーフェイ)」のように発音された事から「パフェ」へ変化した様です。
日本の「パフェ」は英語圏から入ってきた言葉です。
また、見た目は原型の「パルフェ」に様々な手が加えられ、現在の日本で提供されている「パフェ」が完成した様です。
「パフェ」は先行して日本に定着したデザートであったため、今までにはない「パフェ」として差別化を図る目的で区別するために「パルフェ」という新しい表記が採用されたものと推察されます。
先攻して日本に入り、定着した「パフェ」に対し、差別化する目的で後から入ってきた「パルフェ」という図式になります。
サンデー
「パルフェ」「パフェ」と似たスイーツの「サンデー」
この「サンデー」はアメリカで生まれたスイーツです。
元々、日曜日を示す「sunday」だったが、宗教的な問題で変更された説。
メニューを「sunday」を記載する時、綴りを誤り「sundae」になってしまった説などがあります。
詳細な起源は特定されていませんが、宗教的な問題で安息日である日曜日に贅沢な「パフェ」を食べることを嫌ったことから、日曜日でも売れるようにと「パフェ」よりも質素に作ったパフェを「サンデー」としたという説が有力らしいです。
この「サンデー」はアイスクリームをメインとしており、チョコレートソースや果物などを少し添える比較的シンプルなものが多くなっています。
また、トッピングで比較すると「パフェ」はコーンフレーク、「サンデー」はアイスクリームとなっている事が多い様です。
日本の「サンデー」は「パフェ」「パルフェ」との違いはほとんど無いですが、比較的小さめで平たい器に盛りつけられているものを「サンデー」と呼ぶ傾向にあるのではないでしょうか。
パフェ・パルフェ・サンデーのまとめ
日本の「パフェ」「パルフェ」「サンデー」は、提供する店舗によって名称が変化するカメレオン3兄弟でした。
そして日本では決まり事がある訳ではないので、同じスイーツを「パフェ」「パルフェ」「サンデー」と呼んでも問題はない様ですが、試行錯誤を繰り返して開発した作り手であるシェフが名付けた名称に従ってあげてください。
そして、このカメレオン3兄弟を強いて例えるならこんな感じでしょうか。
今回、「パルフェ」「パフェ」「サンデー」についてまとめてみて探偵Mは勉強になりました。
先日この記事で、デニーズ45周年を記念した感謝企画「デニーズドリームくじ」の当たりミニチョコサンデーが最大45食無料クーポンをご紹介しましたが、案の定日々の調査業務終了後は甘味であるミニチョコサンデーを食する毎日になってます。
今、「やっぱり全部自分で食べる気なんだ」って思われちゃいましたかね(笑)
まぁ~そこは「食いしん坊だった」という結論にしておいてくださいね。