2014年2月3日午前3時20分頃、
千葉県長生郡睦沢町小滝の住宅で
井戸掘削会社社長Tさん（61）が
侵入してきた男に刺殺される事件が発生した
犯行後、
同男はTさん宅から南東方向に逃走したとみられ、
竹藪の中には血のついた手で竹を握った痕跡があり、
犯人のものとみられる血痕が残っていた
被害に遭ったTさんは、
胸や腹など十数ヶ所を刺されており、
犯人は強い殺意を持っていたとみられる
その後、約3ヵ月が経過した2014年5月9日、
千葉県警捜査1課と茂原署の捜査本部は、
現場周辺に残された血痕とDNAが一致したとのことから、
東京都江東区潮見1丁目に住む
職業不詳のK容疑者（63）を殺人容疑で逮捕した
尚、犯行時に同宅のタンスは物色された形跡があり、
同容疑者も「野宿生活で金がなくなり困っていた」
「払った100万円を取り返すために侵入した」
「間違いありません」などの供述をしているため、
逮捕時の殺人から強盗殺人に容疑を切り替えている
また、同容疑者は以前「千葉県いすみ市」に住んでおり、
「数年前に井戸の工事をめぐってTさん側とトラブルになった」
などの供述もしているという
2014年5月11日、同容疑者は千葉地検に送検された
今後、捜査本部は供述の裏付けを進めると共に、
凶器の発見、犯行に至った経緯や動機など、
さらに詳しく追及していくだろう
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