千葉県習志野市茜浜の女性会社員殺人事件
2013年6月23日午後10時頃、千葉県習志野市茜浜の公園脇の緑地で同市谷津に居住する女性会社員(47)が殺害された事件は、未だ有力な手がかりも無いまま、時間だけが過ぎ、未解決のまま半年が経過している。
≪同事件現場略図≫
警察は、現場周辺や被害者自宅の最寄りの駅でおよそ4,000枚のチラシを配布し、情報提供を求めた。
尚、同チラシには事件当時の被害者の服装と共に、通勤経路の地図などがも載せられているという。
これまでの警察の調べでは、被害者が2013年6月23日の午後9時過ぎに、自宅近くを現場の方向に歩いていたことが、防犯カメラの映像で確認されている。
≪同事件発生当時の現場≫
≪同上≫
同付近夜間街灯も少なく、人通りもまばらである為、同時間帯は通行を避ける人も多いのだが、犯人が土地勘のある人物であれば、夜間の周辺の状況は熟知していたかもしれない。
≪同事件発生後に現場検証を行う警察≫
≪同上≫
また、財布の現金が全て無くなっていた現状より、犯人は最初から金銭目的で犯行に及んでおり、被害者とは交友関係のない人物である可能性も考えられる。
≪同事件発生当時の現場≫
1日でも早く卑劣な犯人が逮捕され事件が解決することを願います。
※2016年3月3日追記(同事件は2016年3月3日に犯人が逮捕され解決しました。)
千葉県習志野市茜浜の女性会社員殺人事件の経緯
事件から12時間程経過した6月24日午前10時30分頃、同公園で清掃作業をしていた男性(63)が、「緑地に女性が倒れている。」と110番通報をする。
警察官が駆けつけると、現場付近には被害者女性の所持品が散乱しており、財布は物色され、現金は全て無くなっていた。
現場は被害者女性の自宅と勤務先の中間にあり、襲われたとみられる同23日午後21時30分前後に、同付近の防犯カメラに被害者らしき女性が映っていた現状から、捜査関係者は「歩いて勤務先へ向かう途中、被害に遭った。」との見方を強めているその後の検視結果を経て千葉県警では、被害者女性の死因は首を強く圧迫されたための窒息死と判断、殺人事件として捜査を開始した。
捜査本部は現場周辺の聞き込みや防犯カメラ映像の解析などを進め、犯人を逮捕するために全力を尽くしている。