ターゲットは不倫SNS
2015年7月20日、不倫を目的とした出会い系SNS「アシュレイ・マディソン」が、ハッカーの攻撃を受けて会員の個人情報が流出したことを公表した。
運営会社は、利用者に対して謝罪したという。
流出した情報は下記の項目らしい。
- 氏名
- メールアドレス
- 住所
- クレジットカード情報などの顧客情報
- サイト上に公開しているプロフィールなど
ハッカーは、「サイトを即時に、かつ永久に閉鎖しなければ、利用者の個人情報を公開する」と脅迫する内容のメッセージを出している。
2015年7月22日 サンスポ
不倫SNSで会員情報流出…「浮気は最低だ」とハッカー側が主張
世界中で3700万人が会員とされる不倫交際目的のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「アシュレイ・マディソン」のシステムがハッキングされ、会員の個人情報が流出した。運営するカナダの会社が21日までに確認した。
ハッカー側はSNSの閉鎖を要求し、従わなければ会員の実名や裸の写真、クレジットカード情報などを公表すると脅迫した。報道によると日本人の会員も180万人に上るとされる。
「アシュレイ・マディソン」は「人生一度。不倫をしましょう」といった広告で会員を増やしてきた。ハッカー側の主張には「浮気は最低だ」との非難も含まれ、思想信条に基づく犯行の可能性がある。
米メディアによると、会員が登録情報を消去する有料サービスがあるが、完全には消せない状態となっていたとの情報がある。運営会社は対策を取ったと強調し、捜査当局と原因を調べている。(共同)
「アシュレイ・マディソン」とは?
2002年に設立した既婚男女に向けた出会い系SNSで、「人生一度。不倫をしましょう」のキャッチフレーズが注目された。
会員数は世界で3,700万人以上、日本で180万人以上が利用していると言われている。
不倫を推奨する出会い系の悲劇
不倫の証拠を収集する「探偵」とは真逆に位置する「アシュレイ・マディソン」。
そもそもサイトのコンセプトがいただけないような気がするのは「エル」だけだろうか・・・。
ニースになって知ったが、日本で180万人以上が利用しているということにびっくりだ。
「アシュレイ・マディソン」VS「ハッカー」の決着はどうなるのだろうか?
一番の被害者は会員なのだろうが、この手のサイトはほとんどの人が公に利用せず、こっそりと利用していることが多い。
会員からするとヒヤヒヤものである。