埼玉県朝霞市の行方不明少女を無事保護
2014年3月10日から行方不明となっていた埼玉県朝霞市の中学生が、2年後となる2016年3月27日に東京都内で保護され、翌日に容疑者が逮捕された事件は多くのニュースなどでも報道されているので、ご存知の方は多いのではないだろうか。
この『ラブ探偵事務所「エル」のひとり言』でも、失踪当時から数回に渡って情報提供を呼びかけてきた。
埼玉県で未成年が誘拐され、2年という長い月日が経過したのにちに東京都という遠方で保護された結末となった。
なによりも中学生が無事に保護されたということには安心したのだが、2年間容疑者から監視されていた恐怖は計り知れないものがあるだろう。
それに、メンタルの回復には監禁されていた期間の5倍の時間となる10年を要するとも言われているのだ。
今後、何事もなく幸せになって欲しいと切に願っている。
容疑者の父がインターネット上で異例の謝罪
埼玉県少女失踪事件で、容疑者の父と見受けられる会社代表者が運営サイト上に「弊社近親者に関する報道についてのお詫び」と題した謝罪文を掲載したが、容疑者の逮捕状が出された後には閲覧できなくなっていたという。
2016年4月3日 izaより引用
埼玉失踪少女保護 容疑者父とみられる防犯グッズ会社代表がサイト上で謝罪「当面営業を自粛」
埼玉県朝霞市の中学1年だった少女(15)が行方不明となり、2年ぶりに保護された事件で、未成年者誘拐容疑で逮捕されたT容疑者(23)の父親とみられる防犯グッズ販売会社の代表名で、運営サイト上に謝罪文が掲載された。
文章は「弊社近親者に関する報道についてのお詫び」と題され、「2016/03/28、弊社近親者に逮捕状が出され身柄が確保されたという報道がございました」として、顧客や取引先をはじめとする関係者に謝罪。
「事件の詳細につきましては、警察にて捜査中でございますが、弊社では、このような事態を招いた責任を重く受け止め、当面の営業を自粛させていただきますとともに、今後、事実関係を調査し、厳正に対処してまいりたいと考えております」とつづっている。
その上で「社会の防犯に努める立場にある組織として、関係者の皆様に対しましては、大変申し訳なく深くお詫び申し上げる次第でございます」とし、「関係者各位の皆様には、引き続きご心配とご迷惑をおかけいたしますが、現状についてのお詫びとご報告を申し上げます」と締めくくっている。この文章では、被害者側への直接の謝罪は記されていない。
サイトは、T容疑者に対し28日に逮捕状が出された後に閲覧できなくなっていた。謝罪文は4月1日前後に掲載されたとみられる。
容疑者は監禁しながら国立大学を卒業
容疑者が「国立大学法人 千葉大学」を卒業していると報道されていることから、インターネット上では卒業資格に関して論争が巻き起こっている。
「千葉大学」とは1949年に設置され、千葉県千葉市稲毛区弥生町1番33号に本部を置く日本の国立大学だ。
通称では千葉大とも呼ばれている。
中学生を2年間監禁しながら、無事に大学を卒業しているという点では、国立大学を卒業したエリートの面、中学生を監禁していた犯罪者の面と2つの仮面を持っているとも推察できる。
普段の生活でも、中学生を偽名で呼ぶなど周囲に対しても警戒心を持っていたことから、毎日が二重生活とも言えるだろう。
この容疑者の裁判、世間の注目度は高くなるのかもしれないが、「エル」としては今後このような未成年が巻き込まれる犯罪が起こらないように、動機や計画性などを徹底的に解明してもらいたいと思う。