SNSストーカー
SNSが急速に普及した現在、ご主人や奥様、彼や彼女などの氏名をキーワードとして入力して検索するだけで、様々な情報を手に入れられます。
これを逆手に取ってSNSのみでストーカー行為を行う「SNSストーカー」が存在するのはご存知でしょうか?
例えば、好意をもっている片思いの相手の氏名を入力して検索し、TwitterやFacebookなどを特定し、過去の投稿までさかのぼりながら個人情報やよく行く場所などをチェックして情報収集している「SNSストーカー」も存在するんです。
このようなことを行う「SNSストーカー」は、実際に自宅や職場、よく行く場所などへ確認に行ったり、待ち伏せしたりなど、「ストーカー行為」に発展するケースも少なくありません。
SNSストーカーへの対処法は?
最も有効な手段は、個人情報などをアップしないことです。
代表的な個人情報とは下記のようなものです。
- 氏名
- 生年月日
- 自宅住所
- 職場
- 実家
- 電話番号
- メールアドレス
- 各種アカウント
上記以外にも個人情報は多数あると思いますが、SNSは第三者が閲覧することを前提として利用することをお勧めします。
過剰な個人情報の書き込みは、後々悲劇を招くこともありますので・・・。
最も怖い画像の位置情報
以前もお伝えしたのですが、スマートフォンで撮影した画像にExif(イグジフ)という付加情報があるのはご存知でしょうか?
このExifには下記のような項目が含まれているんです。
- 撮影したカメラのメーカー
- カメラ機種
- 撮影日時
- 画像方向
- ISO感度
- 光源、フラッシュ
- 画像圧縮率
- 位置情報
ここで一番の問題となるのが、位置情報ですよね。
容姿・名前・背景などにモザイク処理を施しても、Exifの情報はサムネイル画像にも含まれます。
万が一、位置情報があった場合には撮影した場所などが特定されてしまうことになるんです。
もしも、自宅で撮影した画像に位置情報が含まれていたら、第三者に自宅住所を公開していることになるんです。考えただけでもゾッとしますね。
一般公開する画像などは、必ずExifの情報を編集するか、削除してください。
画像の公開で場所を特定されるケースも
かなりアナログで労力はかかりますが、Exifを利用しない方法も存在します。
それは、TwitterやFacebookなどにアップされている画像の背景と、Googleのストリートビューの画像を比較していく方法です。
ある程度、居住エリアなどが絞り込まれている場合などは、画像のExif情報を編集・削除していても特定される可能性がありますのでご注意を!
「SNSストーカー」から「ストーカー」へ
どんな人にも、ささいなきっかけから「秘めた好意」が「ストーカー行為」にまで発展してしまうかもしれない「SNSストーカー」「SNSストーカー予備軍」がいるかもしれません。
SNSを利用する際は、必ずアップする画像のExif情報を編集・削除するのはもちろんなのですが、第三者が閲覧することを考え、必要以上の個人情報は書き込まないようにしてくださいね。
もしもストーカー被害に遭ってしまったら・・・
「ストーカー行為」にお悩みなら、「ストーカー防止対策調査」のプロフェッショナルが在籍するラブ探偵事務所へご相談ください。