サメ被害に困惑する海の家
夏といえば「海」なのだが、2015年の夏は茨城県・千葉県・神奈川県と相次ぐサメの目撃情報があったため、一定期間の遊泳禁止となり人出が激減した海水浴場も多い。
海水浴場の人出が減って一番の痛手なのは、夏季だけ営業している「海の家」ではないだろうか。
この一番の稼ぎ時である夏季に、サメの目撃情報が相次いでいるため、観光客数も伸び悩みで困惑している経営者も多い。
2015年8月13日 千葉日報
一宮でサメ目撃情報 大原・太東海水浴場、遊泳禁止に
千葉県は12日、一宮町の東浪見海岸でサメの目撃情報があったとして、隣接するいすみ市の大原と太東の両海水浴場を遊泳禁止にしたと発表した。13日以降も安全が確認されるまで遊泳を禁止する。
県観光企画課によると、同海岸の約30メートル沖合で午後3時ごろ、サーフィンをしていた男性3人が、さらに20メートルほど沖合でサメのようなものが泳いでいるのを目撃。いすみ市を通じて県に情報が寄せられ、同25分に両海水浴場を遊泳禁止とする措置を取った。
県は、海水浴場を開設している周辺市町村に監視強化を呼び掛けるとともに、県警や千葉海保に上空からの捜索を依頼した。
一宮町も午後4時から一宮海水浴場での遊泳を禁止。13日は遊泳を認めるが、陸上からの監視を強化するという。
2015年8月10日 千葉日報
一宮海岸でサメ? 千葉県警、確認はできず
9日午後2時15分ごろ、一宮町の一宮海岸でサーフィンをしていた男性が、海中を泳ぐサメのようなものを目撃し、岸に戻った男性から状況を聴いた別の男性が110番通報した。
県警地域課によると、通報を受け、県警は外房地域の各署に海岸の確認を指示。ヘリコプターを1機飛ばし捜索したが、サメのようなものは発見されなかった。茂原署によると、小型のイルカ「スナメリ」との情報もあるという。10日以降も確認を続ける方針。
県内近海では、茨城県沖で4日以降にサメの目撃証言があり、一時七つある同県の海水浴場が遊泳禁止になった。防護網を設けて8日から解禁している。
サメの目撃情報が、風評被害などにならなければいいのだが・・・。
もう8月も中旬を迎え、残暑に突入。
海の家といえばやっぱり、焼きそば・かき氷・フランクフルトなどなど・・・。
一刻も早い観光客数の回復が望まれるところだ。