「盗撮」の急増について
世の中が便利になると、「盗撮」って増えるんですよね。
毎日と言っていいほど、「エスカレーターで盗撮」などのニュースがあります。
逮捕者の中には、警察職員・学校職員・○○省職員・社長・有名企業などなど、一般的には安定した職業などに就いている方も多いですよね。
ではなぜ、「盗撮行為」を起こしてしまうんでしょうか?
それは何故かと申しますと・・・携帯電話やスマートフォンなどに通話機能のみでなく、「カメラ機能」が付いたからなんですね。
「盗撮」などのマニア的な欲求がある方は、この便利な「カメラ機能」を正当な目的には使用せず、「どうにか盗撮に使用できないものか?」と考えてしまうようなんです。
しかし、「盗撮」は逮捕されてもさほど重い刑罰にはなりません。
まして被害者が「盗撮被害」の届出を出さなければ、立件することもできず、厳重注意のみとなってしまいます。
だから、刑罰を終えても再度「盗撮」するという悪循環となり、再犯率も高いのではないでしょうか。
昔々は、特殊な業種の方やマニアくらいしか持っていなかったCCDカメラ。
非常に高価な品で、専門の知識がないと使いこなせないくらいでしたが・・・。
近年、誰もが携帯できる電話にCCDカメラのような「カメラ機能」が付いたのがきっかけで、現在のスマートフォンにも当たり前のように「カメラ機能」は付いてます。
通話だけでなく、インターネット通信やあんなに便利な「カメラ機能」が備わっていれば、誰もがみんな持ってるから私もなんて気持ちになりますよね。
また、スマートフォンの「アプリ」などでは、シャッター時に音が出ない「無音カメラ」なども多数あります。
これらの「アプリ」は、厳しく言えば「盗撮を助長している」とも思えちゃいます。
ユーザーとしては、これからまた10年先、携帯電話やスマートフォンなどにどんな便利機能が備わるのかが非常に楽しみなところです。
しかし、その便利機能を悪用する方々が出てくることも、対策として考えなければいけませんよね。